
eディスカバリ、フォレンジック分野のリーガルテックサービスで知られるリーガルテック株式会社は、同社機密需要報共有クラウドサービス「AOSデータルーム」をカスタマイズした、HRTech人事デューデリ情報共有システム「AOSデータルーム 人事管理」の提供開始を発表しました。
「AOSデータルーム」とは
まず、「AOSデータルーム」とは、機密性の高い高価値なデータを安全な共有クラウドで保管するサービスです。
VDR(バーチャルデータルーム)とも呼ばれ、M&Aやデューデリジェンス、パートナーシップ交渉など、重量な戦略的取引での活用が想定されています。
「AOSデータルーム 人事管理」とは
「AOSデータルーム 人事管理」は、上記「AOSデータルーム」の取り扱う分野の内、人事デューデリや、人事採用を行う際の個人情報に焦点を当てたシステム。履歴書、雇用契約、給与条件、就業規則など人事・個人情報のセキュアな取り扱いが想定されています。
「AOSデータルーム 人事管理」の特徴
同サービスの特徴として、以下が挙げられています。
- 知財に関する機密情報をクラウド上に預かる「オンライン貸金庫」
- 組織図に合わせた「フォルダ構成」で人材情報を共有
- 管理者だけが見られる「ファイル閲覧履歴」で進捗管理
- 履歴書や職務経歴書が紙ファイルであっても「OCR」でテキスト化
- クラウド上で情報を共有し「コスト削減」
- 人事に特化したフォルダ構成で「即時導入可能」
ますます重要かつセンシティブな情報となっている個人情報。かつての牧歌的な個人情報の時代から、現在では、データ資本主義と呼ばれるほど、その在り方が変容しています。リーガルテックの取り扱う分野としても、引き続き、個人情報保護は普遍的なテーマとなっていくことでしょう。
(参考) 11月6日 リーガルテック社が「AOSデータルーム 人事管理」の提供を開始万全のセキュリティで人事の個人情報を安全に共有 – リーガルテック株式会社
(参考) リーガルテック社が「AOSデータルーム 人事管理」の提供を開始 – PR TIMES